コロナ危機、学習の機会損失を作ってはいけない

方針を決めて意思決定し、粛々と行動する。

多くの新入社員研修は、コロナで延期になっていると思います。僕らの新人公開講座の意思決定について悩み、2週間前に方針として二つ上げていました。
1.「受講生と運営者の身体的心理的安全を確保できる場合のみ実施」
2.「新入社員の学習機会を逸しない」

コロナの影響で、中止にすると、「空いた日程と、残された新人の教育のロス」が発生します。

僕は研修の主催者として「キャンセル料無料で、日程を6月か7月にします」というのは、あまりにも無責任だと考え、「教育をどう担保するのか?」
これをずっと考えていました。

ただ4月のリアル研修の実施予測を楽観的にみていました。先週、金曜にいよいよこれは難しいと考えてリアルは、日程未定の延期にしました。

そこから『新入社員の学習機会を逸してはいけない』と考え、あらゆる事態を想定し、この週末、講師の佐藤 政樹さんと22本の動画教材を撮影。zoomオンライン研修の仕組みをこの2日でつくり上げました。

日曜日は13時間ぶっ通しで撮影をして25時に家に帰り、二人で朝までに編集して22本をYouTubeにアップロード。ロックダウンが起きても自宅学習できるテキストと連動したYouTube教材が完成。

さらに月曜日に印刷したテキストが各社に到着。

YouTubeの自主学習では効果が心配ということで、Zoomを活用した1日研修の仕組みも整えました。

Zoom セミナーも未経験なので、昨日22時から18人の皆さんにご協力いただき、zoomセミナーを開催。オペレーションの不具合や効率性のデモを受講生からフィールドバックをもらいました。

そして、「2日間のリアル研修」の代替商品として、「Zoomオンライン研修1日」と「YouTube学習教材2日分」「振り返り研修1日(日程未定)」をご提供できるようになりました。

研修担当者の方も不安で、僕らの作った仕組みがうまく行くのかという疑問もあり、本日から、オンラインに向けての人事説明会も開催しています。

「zoom研修なんてやったことがない」と不安な声があがりますが、「3.11以降、日本全国民がlineが使えるようになりましたよね。はじめは使いにくいと言っていたお母さんお父さんもいまは、使えますよね?今回のそれはzoomなんです」と言うと、そうか頑張ろと思ってくださります。

僕らも未知の領域です。おそらく、リアル研修のパフォーマンスの50%くらいしか、出力できないと思いますが、この時期、不安な新人を前に出力0にしてはいけないと思いました。

僕には確信がありました。「3.11」時に成瀬 拓也と研修をライブ配信をしたことがありました。その時、社内でとても懐疑的な意見もありましたが、福島から見ていた受講生の加瀬 元三郎社長(福島建機)が数年後、「生きる希望をもらった」とおっしゃって頂いた記憶があります。

まさに、今回も「これがあるじゃないか」と思います。感動とか、生きる希望とか、そういう普段の研修にないミラクルみたいなものが、出力50%を凌駕するんじゃないかと信じています。

それと、災い転じて福となるか、オンライン講座が一夜城で作り上げられました。他でキャンセルになり困っている会社さんにも提供できるかもしれません。