【顧客事例・内定者】コロナで会えない内定者同士(46名)の絆や関係性をオンラインでどうやって、深めるか?

コロナで会えない内定者同士(46名)の絆や関係性をオンラインでどうやって、深めるか?

これは、とても難題でしたが、「結果的に成功した」という感触を掴みました!そもそもオンラインは情報伝達には効果がありますが、関係性強化には向いていないと思っていました。ただ、ツールや進行を工夫することで、満足度は92%、理解度100%のオンライン内定者研修ができました。

内定者とか、新人とか、採用のインターンとか、「会ったことのない」参加者同士の関係性を深めたいと思っている方には、役に立つノウハウかと思いますので、ご覧ください。今回も佐藤政樹さんと西森さんと僕の最高のチームで成功させることが出来ました。

リアルでの関係強化を目的とした研修は、通常「チームビルディング研修」と言われています。僕らが最も得意とするジャンルの一つです。

通常は、受講者の関係性の距離を短くするためには、「会う」、「話す」「協働ワーク(共通体験)」「身体の接触(握手、ハイタッチ、円陣を組む、手を繋ぐ)」「自己開示」「食事」を意図的に組み入れれば、人の関係性はかなり仲が良くなります。予算があれば合宿も効果的です。

余談ですが、以前、経営者塾の企画の際に、大手飲料メーカーの社長を務めた方に「一緒に遊んで、一緒に飯くって(酒飲んで)、一緒に風呂入って、一緒に寝れば、みんな仲が良くなる。経営者同士も一瞬で連帯感が生まれる。社員旅行も仲良くなる。男女の仲だってそうだろ!!」と言われて、すごく納得した覚えがあります。合宿は、共通体験と自己開示が生まれやすいですもんね。

さて、こうしたリアルなつながりができなくなった現在、関係性をどうやって構築したらいいのかを考えてみました。

信頼関係ってどうやって醸成されるのかを、分解して考えてみると
1・きっかけがある(何らかの理由で出会う/例:同じ研修の参加者)
2・お互いの理解(背景を含めた理解)
3・共通体験(一緒に何かを取り組む/例:遊ぶ、食事、実習)
4・自己開示(自分の本心や本音を共有する)
5・共感の創造(他社に対する尊敬や共感)

みたいな、プロセスを得て、知らない人と仲良くなるのではないかと思いました。普段のチームビルディングも、合宿も意識しなくとも、上記のような要素が多分に入っていますよね。

その仮説から、非接触で、オンライン上でどのように「信頼関係を醸成する」のかを考えてみました。

ちなみに、研修時間は4時間でした。今回の参加者は46名(内定者60名)ということで、オンラインの4時間のzoom研修だけでは、関係性を発生させることはできないと判断しました。それができるのは、4、5人だけになってしまう。

60名全員のことを、知れて、お互いのコミュニケーションが発生する仕組みづくりは何かを考えるようになりました。

今回の1番のポイントは、「コミュニケーション設計」です。
研修として受注いただいているので、「学習設計」「実習設計」も大切ですが、「6ヶ月間のコミュニケーションをどうやって設計していくか」が最終的なゴールかなと定義したのです。

また、『ITリテラシー』も念頭に入れました。

どのツールが使えるか、セキュリティが大丈夫かを考えました。また、凝ったツールより、学生が普段使い慣れているツールを使う。

内定者で学生なので、就活用にgmailも持っているのでGoogle系のサービスは使える。
お客様の社内システムもGoogleへのセキュリティブロックはないことが確認。YouTubeも活用できる。

入社まで、リアルで会わないけど、ウェブ上で盛り上げる仕組みをつくる。
なかなか面白い難題だと思って設計をしました。

リアルとオンラインの違いの中でも、「お互いの理解をどうすればよいのか」を考えた際に、感覚から得る情報量の差が大きいと思いました。それを補完するにはどうしたらいいか?

まず考えたのが、内定者60名分の自己紹介シートをみんなで作ってもらうことでした。

●1:Googleスライドの1枚のシートに60名分の自己紹介を書いてもらうことにしました。

しかしながら、文字情報だけだと相手のことはあまりよくわからない。そこで、動画をアップするとお互いのキャラクターがわかる。声、話し方、表情、テンション、人柄などのわかるのではないかと考え、

●2:動画を1分で撮影し、youtube(限定公開)に上げて、研修が始まる前までに全員分を見てくる!

僕も、研修日前日にみんなのyoutubeを僕も見ました。最高でした。ジャグリングする人、カラオケで歌う人、音声とか、編集とか凝っている人、それぞれのキャラが出まくっていて、大爆笑でした。掴みはオッケー!!

さらに、youtubeのコメント欄に、同期のコメントも書いてもらうので、びっしりコメントが書いたりました。

「自分が有名youtuberになったんじゃないか」と思うくらいコメントの威力は圧巻でしたね。

研修中に内定者に聞いてみたところ、20回撮り直したとか、初めてYouTubeをアップした、難易度が高かったなどの声をありましたが、楽しかっだという声が多数でしたね。

●3:たくさん参加者が話せるように15分に一度のシェア
そして、実際に研修でも、会話が発生するようにたくさんのブレイクアウトルームを入れました。ここら辺のファシリテーションは佐藤 政樹さんと研究を重ねて芸術的な運営ができるようになってきたので、うまくできました!!

●4:オンラインで仲良くできるアイデアは参加者主体で考える
最後に、「このオンライン内定期間中にどうやってみんなで仲良くなる?」というお題をだして、みんなでリアルタイムにアイデアを書き出してもらうワークをしました。

するとリーダー格の子が現れて、その場でグループLineを作るという取り組みを始めてくれました。

これも参加者主体でどんどん斬新なアイデアが生まれました。
今回の生まれたアイデアも様々なSNSやツールを使って、関係性をつくろう!という動きができました。

■やってみて

4時間の研修はあっという間に終わりました。93%学生が、満足をしてくれる結果となりました。

デジタルネイティブということもあって、アンケートが好評でした。特に研修そのものに対しても、すごい学びを得ていただき、研修理解度100%になりました。Youtubeを活用した自己紹介がとても良かったらしく、大変だったけど、楽しかったとか、自己紹介の時に「youtubeで●●をした人です」と盛り上がるなど、会話のきっかけが生まれたようです。

僕の感覚からすると、すべての世代とオンラインの講座をやってきましたが、やはり、学生の方が、「ITリテラシーが格段に高い!」ということです。彼らの方が遊びながら、いろいろなアプリとか、ツールを試しまくっているという感覚があるので、このオンラインも抵抗が少ないように感じます。

アンケートを見ていても、それを深く感じる内容でした。

「やはり、リアルが良いという声も聞こえてきました。」もありました。

僕らもそうだよーー。という中で、

93%学生が、満足をしてくれる結果となりました。が、『普通』評価のアンケートを見ていると、すごい文字量で、決して批判的でなく好意的。

ここら辺のノウハウについては、改めてnoteに記載していきますね。
おそらく10,000字以上のノウハウになってしまう気がします。

また、盛り上がるための様々な工夫を入れました。ここら辺の細かい工夫やニュアンスについて詳しいことを講師業の方で、希望者が多い場合、事例セミナーをzoomで開催しますね、コメントくださいませ!!

人事の方向けにはまた、セミナー開催しますので、楽しみにしていてください。