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【大学院卒業】MBAで優秀プロジェクトに選ばれました。 category:コラム update:2024.02.21

いつもお世話になっております。
志コンサルティング株式会社の代表・志村智彦です。

さて、私は2024年3月に
法政大学大学院イノベーション・マネジメント学部(MBA特別コース)を
無事に卒業することができました。

指導教員の坂本和子教授

法政大学大学院のイノベーションマネジメント(MBA特別コース)は
中小診断士養成課程というコースであり、MBAと中小企業士診断士資格を
ダブルで取得できるコースです。

法政大学は、中小企業の研究において、国内トップクラスの大学です。
中小企業の政策や、戦略論など、授業や実習において、
たくさんの学びを得ることができました。

昨今は、コロナ禍や、働き方改革などの法改革も行われ、
人々の働き方や労働観が大きく変わりました。
また、人口減少による人手不足は一層深刻化しており、
人事面の課題はより大きくなってきています。

さらに、人的資本経営の考えが広がりから、
「経営戦略と人事戦略の一貫性が重要」という盛んに言われております。

こうしたさまざまな環境変化の中で、私自身も経営の基本を学ぶことによって、
より本質的な人事戦略をサポートできる存在になりたいと思い、勉強してきました。

お陰様で、必修科目はオールA以上の成績を収め、トップクラスの成績を取ることができました。

優秀プロジェクト発表会

また、24年の1月末に修士論文に該当する「プロジェクト報告書」を提出し終えました。

プロジェクトは、「障害者の当事者によるソーシャルイノベーション」をテーマとした
「インクルーシブ・デザイン視点における
 ソーシャルイノベーション創出プロセスの研究と実践」というテーマです。

私の家族には、脳性麻痺を起因とする肢体不自由の子供がおり、それに伴う活動を行なってきました。

この研究発表が2月11日行われ、2月14日の発表で優秀プロジェクトに選ばれました。
66名の同級生がいる中で、上位10名に選ばれるという光栄な機会をいただきました。

大学院の入学時点では「事業継承」をテーマとした研究をしていこうと思いましたが、
たまたま家族に「障害児」がいたことで、
それを研究テーマにする意義を説いてくださる先生がおり
坂本和子教授のもとで、1年間研究・調査をさせていただきました。

研究やプロジェクトを通して、
親の当事者団体である「NPOサードプレイス」の会員となり、
障害児の親の声を国に届ける活動にも携わりました。

その結果、厚生労働大臣や、文部科学大臣、こども家庭庁特命大臣などにも
お目にかかることができました。

国が進めている共生社会の実現や、
ソーシャルイノベーションのフレームワークを提示するなど、
革新性や、発展性が評価されたのではないかと思います。

引き続き、こうしたNPOの活動なども合わせて、
社会をよくする活動に取り組んでいきたいと思います。

卒業後は、人事コンサルタントとしてより一層の活躍をしていきたいと考えています。
中小企業診断士、MBAに加えて、
24年4月から法政大学大学院 特任講師もやらせていただくことになりました。

これからも皆様にお役立ていただけるように精進していきます。

今回もお読みいただきまして、誠にありがとうございました。